2013年3月22日金曜日

改修工事進んでます


当社第2工場の改修工事が進んでいます。

何を企んでいるかというと、当社が運営している直営Webショップ「コンフォートスタイル」「家具工房Bridge-Online」の商品を、実際に見ていただけるようにしようと工場併設のショールームを作っています。

特に今年はソファーを販売していくので、実際に座っていただける場所をまずは工場併設で作ります。

もちろんこちらに来ていただける方は近県の方に限られると思いますが、実際に座っていただいたお客様の感想をWebページに反映させていければなと思っています。

場所はちょっと辺鄙なところではありますが、田んぼの中にかっこいいインテリアショップを作りますので、どうぞ近くの方はお越しください。


2013年2月26日火曜日

九産大 地域産業プロモーション展


今日から3月4日まで、福岡の天神イムズにて九州産業大学 地域産業プロモーション展が開催されます。

大川家具工業会が九産大と取り組んできた産学連携商品開発プロジェクトの作品もたくさん展示されてます。

学生のアイデアから生まれた大川の家具を一般の方にも見ていただくことができます。

お近くの方で、もしお時間のある方は、ぜひイムズに遊びにきてください!





2013年1月17日木曜日

大川家具新春展

1月16,17日と年始の恒例大川家具新春展が開催されています。

ここ福岡県大川市は日本一の家具の生産地であり、年4回の業者向け見本市が開かれます。その中でも、来場者が最も多いのが1月に開催される新春展。出展するメーカーも今では全国から集まり、買い付けに訪れるバイヤーも全国各地から。まさにこの時期は日本中の家具関連従事者が大川に集まります。

当社の卸売部門にとっても、書棚が中心なので特に3月4月の需要期に向けて大切な展示会です。(ちなみに、当社はネット直販している商品と、家具店で扱っていただいている卸の商品は明確に分けていますので、卸部門の製品の直販は行っていません。逆に直販している製品は卸を行っていませんので、直販サイトでのみの扱いとなっています。)


そしてこの新春展において、大川家具工業会と九州産業大学芸術学部との間で8か月がかりで取り組んできた産学連携プロジェクト「私の部屋づくり」がいよいよ発表となりました。このプロジェクトは、僕が工業会側のリーダーとしてやってきましたので、本当にようやくたどり着いたという思いです。

今回は男子チーム、女子チームによる2つのルーム提案という形で発表しました。


こちらが男子チームによる提案。テーマは「魅せる家具」。
クローゼットの扉にはまるでブティックのように翌日着る服をコーディネートして飾るなど、お気に入りのものは飾って収納。


こちらは女子チームによる提案。
若い女性は、床に直に座って生活するスタイルが実は主流であるということから、全体的に低い家具で考えだされたルーム提案です。ベッドヘッドなんかもマットレスより高いのが普通ですが、このベッドはほぼ同じ高さ。これは、ベッドに寝転んで雑誌を読むのにちょうど良いということで好評でした。


今回、当社が製作に当たったのは次の3つ作品です。


このアイデアは、これまで考えたこともありませんでした。雑誌を見せながら収納と言えば扉の表面に置けるマガジンラックなどがありますが、これは棒に引っ掛ける。


こちらはインテリアショップのバイヤーからも好評だったブックシェルフ。棚が斜めになっているので、本が倒れるということがありません。


これは、最近裁縫を趣味としている若い女性が増えているということから、デスク兼裁縫の作業場になるというもの。


普段、我々は当たり前に商品開発を行っていますが、頭は常に柔軟にと思ってはいるものの、こうやって学生達と取り組んでいくと思いもしない発想が出てきて、やはり固定概念にとらわれているんだなと実感します。


今回、当社にて製作に当たった作品の中から、製作上の問題やコスト面、さらに細部をブラッシュアップさせて、近日中に直販サイトで商品として発表していきたいと思います。

乞う、ご期待!





2012年12月29日土曜日

今年も一年ありがとうございました

本日当社は仕事納めとなります。


今年もお客様やお取引先はじめ様々な方々に支えられて、無事に一年を終わることができました。

特に、今年は主力製品であったTVボードの販売が激減。パナソニック、シャープなどの大企業をも襲ったテレビ不況は、我々家具製造業も大きな影響を受け、その減少分をどのように補っていくのかに苦心した一年でした。

そんな中で非常に好調に推移したのがOEM部門でした。OEM部門ではブランド家具の製造を請け負わさせていただいてますが、特に住宅メーカーとコラボされているブランドが絶好調。おかげ様で、当社としてもTVボード不振のなか、本当に大きく助けていただきました。

また、夏より取り組みさせていただいているTIME&STYLEハウスストレージも、いよいよいろんな物件が決まってきています。こちらは今後とても楽しみです。


来年は、特にインターネット部門を拡充し伸ばしたいと考えています。様々な外部企業とのコラボレーションをすでに水面下で進めていますが、直営ショップ「コンフォートスタイル」は、家具屋からライフスタイルショップへと脱皮させます。家具に関わらず、生活の中で幸せになれるものを取り揃え、普段から暇な時間があればちょっとアクセスしてもらえるような、そんなショップへと進化させるつもりです。

また、当社のフラッグシップである「Bridge」ブランドについては、製造キャパの問題で今年はまったく新しいことができませんでしたが、来年はこちらもコラボレーションにより新たな動きを考えています。

年明け早々には、大川家具新春展にて九州産業大学と進めてきた産学連携商品開発事業「私の部屋づくり」の発表。4月には国産材プロジェクト「九・木・具」の発表と大川家具工業会の委員長としての仕事も目白押しです。


プライベートでは、今年は東京マラソン、下関海響マラソンと2つのフルマラソンと宮崎シーガイアトライアスロンに挑戦しました。来年は、2つのフルマラソンと3つトライアスロンの大会に出るつもりです。


こうやって書いてると、来年に向けていっぱいやる気も湧いてきました!休暇中、来年に向けての計画をさらにいっぱい練って、また来年も頑張っていきたいと思います!


それでは、よいお年を!




2012年11月27日火曜日

ソファを作ってます

現在、当社ではWebショップ「コンフォートスタイル」のオリジナルソファを開発しています。

ただし、当社の工場ではソファを作ることはできません。そのためデザインや企画は当社で進め、今回は品質やコスト面を考慮し大分県の日田市にある工場に製作を依頼しました。

日田市は九州一の大河である筑後川の上流に位置し、大川は筑後川が有明海に流れ込む最下流に位置します。昔は日田の良質な杉材が筑後川によって大川に運ばれ、大川の木工産業が発展してきたという縁の深い街なんです。

デザインは当社が10年来一緒に取り組んでいる契約デザイナーの下田氏にお願いしました。工場との数度の打ち合わせから、いよいよ試作が仕上がったということで、下田デザイナーとともに工場へお邪魔してきました。


デザインはほぼお願いした通り!とてもカッコイイです。
しかし、ソファは何と言っても座り心地・・・

形状がはっきりしているデザインなので、少し固めの座り心地に仕上がってるんじゃないかと予想していましたが、実際に座ってみると思ってたよりずっと柔らかく抜群の座り心地に仕上がってました。これなら長時間座っていても疲れないかな。

が、背もたれ部分の形状に若干の違和感を感じました。背の当たる位置がわずかに高いんです。そこで、工場の開発担当の後藤氏と3人で、あーでもない、こーでもないとやりながら形状を変更することに。

その場で張り地をはがし、ウレタンを足して若干肉付けしていきます。その場で進むので話が早い!そして、形状を変更した後、もう一度座ってみると背もたれがきちんと腰をサポートしてくれて、格段に座り心地がよくなりました。その他、細部について若干の変更を依頼し、この日の打合せは終了。あとは、張り地を選べば、まもなく完成です!


こちらの後藤氏は生粋の職人肌。会話の中で、我々のように実際に工場に来て、確認しながら開発を進めてもらうとありがたいと言ってました。(我々もものつくりの工場ですから当然ですが。)ただ、中には電話だけで適当にやっといてという依頼もあるらしく、そういう仕事は受けたくないと。そんな会話からも、一緒に仕事がしたい信頼できる職人だと感じました。




2012年11月17日土曜日

ジーンズの聖地へ

国産ジーンズの聖地と言えば岡山県倉敷市の児島地区。

一昨日、大川家具のブランディングを進めていくために、
この児島地区に集積した国産ジーンズの産地の取り組みを
学びに行ってきました。

児島のデニムといえば、世界中のアパレル関係者に知れ渡っています。

その中でも、特に先頭を走られている桃太郎ジーンズの
藍布屋 眞鍋社長にたっぷりとお話しをお伺いすることができました。




ジーンズストリートを立ち上げ、産業観光としても結果を残しつつ
ある児島ジーンズの取り組みは、とても参考になるお話ばかりでした。




国内の地場産業は、大川も含めどこもとても苦戦しています。

ただ、こうやって頑張っている産地を見ると、日本製の誇りを持って
しっかししたものつくりをやり、その良さをきちんと知らせていく努力を
している。

大川も、全国の方々に大川家具といえば安心していただけるような
そんな地域ブランドにしていかなければなりません。




2012年11月13日火曜日

国産材プロジェクト

国産材を使うには


日本の山林には、戦後スギやヒノキといった針葉樹を中心に植林が進められてきました。山間部で森林を遠目に見れば、人工林の多さがよく分かると思います。針葉樹は主に建築材として使われてきました。

しかし、それから数十年の月日が経ちグローバル化が進んだ現在、安価な木材が海外から輸入されるようになり、国内の木材は価格競争にさらされています。その結果、伐採してもコストが合わないということで、ほったらかしの状態の森林がどんどん増えています。

きちんと管理されていない森林は荒れてしまいます。きちんと間伐されていない森林では、木の生育も悪く、細長い使えない木の森になってしまいます。そして、荒れ果てた森で今もっとも問題になっているのが花粉ではないでしょうか。

木を伐採することを自然破壊のように考える方もいらっしゃいます。ですが、必要なことは持続的な生育サイクルが保たれているかということです。自分の代で植林しても、その木が成長して使えるのは孫の代です。つまり、林業がビジネスとして成り立つようにしなければ、これから先も日本の山は荒れ果て、花粉症は国民病となってしまいます。


我々の工場がある福岡県大川市は日本一の家具の生産地です。だからこそ、国産の木材を使っていくことで、日本の林業を守りたい。日本の森林を守りたい。そんな思いから、この度「国産材を使った家具開発のプロジェクト」が立ち上がりました。そして、僕がこのプロジェクトリーダーを努めます。

ただ、国産材のほとんどが建築用途向けの針葉樹なため、実際の家具材として使用するには柔らかく、また反りや割れ、傷つきやすいなど数多くの問題をクリアしなければなりません。これから始まっていくこのプロジェクトの模様も、このブログなどで紹介していければと思っています。